令和3年11月14(日)13時半から、コモード56商店街レインボープラザで、外国文化理解事業 ようこそ!ロシアのせかいへ を開催し、約70名の親子連れ等がご来場くださいました。
在日本ロシア文化支援センター“ローディナ”のロシア人の皆さんにお越しいただき、ステージ上ではロシア語の歌やダンスと、人形劇を披露いただきました。また、ワークショップではロシアの遊びやダンスを教えていただき、塗り絵コーナーでは、伝統的なおもちゃを紹介いただきました。さらに、民族衣装の試着と撮影の場も用意いただきました。
歌は日本でも1980年代にヒットしたロシア生まれの『百万本のバラ』や、反対に1960年代に日本で生まれ、ロシアでヒットした『恋のバカンス』が日本語とロシア語の両方で披露され、来場者の中には口ずさむ方もいらっしゃいました。また、ロシアで有名な曲もいくつか披露いただき、来場者が揃って手拍子で応えるなど、会場は大盛り上がりでした。
人形劇では日本でも絵本などで有名な『大きなカブ』を披露いただきました。ロシアの伝統楽器バラライカの生演奏をバックミュージックに、手作りの舞台と人形の大変かわいらしい劇に、子どもたちは夢中で見ていました。
ワークショップでは最初は参加することを恥ずかしがっていた子も、何度もやっているうちに、積極的にロシアの皆さんと交流し、嬉しそうに体験していたのが印象的です。遊びは2種類紹介いただきました。どちらも大人数で楽しめる、初めての人同士でも仲良くなれる遊びでした。ダンスはカドリールというラインダンスを紹介いただきました。また、塗り絵コーナーでは、ロシアの伝統的なディムコブスカヤのおもちゃが紹介されました。ディムコブスカヤのおもちゃとは、ロシアのディムカヴァ地方で生まれた色鮮やかな土人形です。子どもたちは思い思いの色でカラフルに塗り絵を仕上げていました。
盛沢山の内容で、すべてを鑑賞、体験できた来場者は多くはありませんでしたが、来場者の皆さんにとって、ロシア文化に親しむきっかけになったのではないかと思います。
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